◆◆◆ 武蔵野美術大学デザイン情報学科おもちゃの授業 ◆◆◆

 ・2001年度デザインサーベイ計画B(2年生)
 ・2000年度デザインサーベイ計画B(2年生)




◆◆◆ 世界のおもちゃ ◆◆◆

◆◆ ドイツ ◆◆

 今回調べてみて、いわゆる高級な素敵なオモチャとして日本で紹介されているものは
 ドイツ製のオモチャが多いことに驚きました。
 中世のドイツ職人がオモチャも手がけていったという背景があるのかもしれません。
 また、日本と異なり、ヨーロッパでは、おもちゃを滅多に買わず、その代わり買うものは高額なものとなり、
 遊ばなくなっても、インテリアとして楽しんだり、また世代を超えて代々引き継ぐものもあるそうです。


◆ヴァルタークラウル社(Walter)

・コロコロ(7)
・ころころ君(9)
・自然のトイシリーズ(水)
・科学のトイシリーズ(ロープウェイ)


1889年創業ドイツの老舗、クラウル一族を中心としたオモチャメーカー。
三世代、100年にわたっておもちゃを作り続けているヴァルター社には、昔ながらの手作 り技法が残っている。
ヴァルター社の着色や木のカッティングには、職人的な技術が生かされ、どっしりとした重みのあるプルトーイが得意。コンセプトのひとつに「サイエンス」がある。子どもがおもたを通じて自然や科学に触れ、遊びながら初歩的な自然の摂理や科学原理を知ることが出来る。

 
プラステン
コロコロ(7)
ころころ君 (9)
5本の棒がついた台に、ドーナツのような形の5色のリング。 子どもたちの想像力次第で本当にいくつもの遊びになってくれるおもちゃの教科書のような特徴を持っている。
棒にリングを挿し込んだり抜いたりはもちろんの事、指先で摘めるようになってきたら自分でひも通しをすることもできる。
球体の為その名の通りコロコロ
とスムーズに動く。1つの玉の木肌が3色(材質)に分れていて色の変化が大変楽しい。お子さん自身が歩き始めたら引っぱて遊ぶのは勿論、ハイハイの時期は大人が目の前で引っぱってあげれば、ヨチヨチとついてきますので比較的早い時期から十分に遊べる。
フェルトで作られた人形が、 斜面を転がりながら降りてくる。
頭のオモリがスライドするので 「コロッ コロッ」 と いかにも人が前回りをしている様に見える。

◆ハバ社(HABA)

・組み立てクーゲルバーン
・ゲオミックス
・44ゲミノ遊具うし

70年近くの歴史を持つ木製玩具メーカー。
ドイツのローダッハという小さな町。ここに従業員1500名を誇る大きな会社「ハバ社」がある。
ハバ社の工場では、大きな材木を加工して、机の板や積木はもちろん、直径5mmほどの小さなビーズまで、すべて自社の工場で作っている。また、自社にデザインチームをおき、美しさや機能だけではなく「安全性」を考えたデザイン玩具を作り出している。ハバ社の玩具はいずれも、ヨーロッパの玩具の安全性管理基準EN71に合格したものばかりです。製造に用いられる全ての原料は、常に厳しい管理下におかれている。また、品質へのこだわり、優れたデザイン、安全性などから、たくさんの賞をとっている。ハバ社の多くの製品に、ドイツ優良玩具審議会が品質を認め推奨する証、シュピールグート(Spiel gut)のマークが付けられている。

 
組み立てクーゲルバーン(15)
ゲオミックス
ゲミノ遊具
立体迷路を作って玉を転がす遊び。玉の転がるスロープのついた積み木を並べてビー玉の転がる道を作る。ブロックの種類が豊富で、ブロックは買い足しが出来る。 小さい子どもでも持ちやすい少し大きめのブロック。モザイクのように模様を作ったり、立てて積み木遊びもできる。 子どもたちの自由な発想や動きを妨げることの無い安全な大型遊具。小さく、かつ任意のスペースに設置することで容易に中二階を創りだし、より多くの遊びの空間を確保することが出来る。白木を使用し、おしゃれで高級感あふれる。

◆mic-o-mic社

・ビートル
・サイドカー
・ヘリコプター

1985年から発売がスタートし、ドイツ本国はもとよりヨーロッパを中心にロングセラーの組立玩具として多くの人々に愛され続けてきた「mic-o-mic」。

これまでの総販売数200万個。デザインしたのはドイツ人建築家、プロダクトデザイナー、クラウス・ミクリッツ。20年ものあいだ、基本コンセプトは一切変えられていません。1995年には世界的なデザイン賞、iF Design Awardを受賞。2004年には北米に進出し、ニューヨーク近代美術館(MoMA)にも収蔵された。

 
ビートル
サイドカー
ヘリコプター

◆デュシマ社

・小さな大工さん (29)

1925年Kurt Schiffler氏によって設立。常に保育の現場に目を向け子どもたちの自然な成長を手助けするための玩具や家具を作り続けてたデュシマ社。フレーベル理論やゲーテの色彩論に強い関心を寄せ、数や形、色彩を自然に学ぶ事ができる玩具を考案。創設以来受け継がれきた信念と高い技術でヨーロッパの中でも優れた玩具メーカーとして認知されている。

 
◆ベック社(BECK)

・カタカタ人形(4)

50年以上もニュールンベルグのメッセに出展し続け、時代が変わっても素朴な味わいを活かした玩具作りに定評のある老舗メーカー。ベック社は 落ちものを多く作っており、それらは殆どがベストセラーで、 いきの長い商品が多い(国内で発売されている類似品は、殆どベック社のデザインを流用している)。

 

◆ケルナースティックフィグーレン社
(KELLNER STECK FIGUREN)

・ケルナースティック ロープウェイ (31)

80年以上の歴史を持つ玩具メーカー。創始者はゲオルク・ケルナー。創立当初は飛行機や船の模型を作っていましたが、世界恐慌の折に、しなやかなゴム製のジョイントで木のパーツを連結する仕組みの人形(ケルナースティック=ステッキ人形)を発案し、特許を取得。木製玩具メーカーとして転身を遂げた。

 
小さな大工さん (29)
カタカタ人形(4)
ケルナースティック ロープウェイ (31)
色板をコルク板にハンマーで打ち付け、パターンを作って遊ぶ。パターン遊びと大工さんごっこの両方を同時に楽しめる。 人形を乗せると左右に振りながらカタカタ落ちていく。 円錐や立方体、円柱に棒、ブナ材でできた顔に車輪、紐や革、フエルトといった様々な素材や、幾何形体のパーツと動物・人物の顔の組合せによりデザイン性のあるユニークな動物や乗り物が出来上がりる。

◆ライスマン社

・2重パズル・ノアの方舟(96)
・ライスマン・リズムセット(43)
 (ホルツヘルツ社)

ライスマン社は商社で、ライスマンパズルで有名。
ライスマンパズルの多くは、ジョージラック社のジョージラックパズル。ジョージラックパズルは、イギリス人のケイ・ラック夫人がデザインし、夫のジョージ・ラック氏がすぐれた木工技術でパズルに仕上げている。

 

2重パズル・ノアの方舟(96)
ライスマン・リズムセット(43)
 
 
子供も大人も引きつけられる 美しさと楽しさを持った インテリアにもなる 木製パズル(アートパズル)。    

◆Sirch社

・Max(マックス)
・Lorette(ロレッテ)
・VILLA SIBI8(ドールハウス ヴィラ・シビ)

1604年ドイツで設立された優れた木製品メーカー『Sirch』。Christoph Bitzer&Wolfgang Sirch の共同デザインであるキッズ・ファニチャーシリーズ『SIBI(シビ)』は斬新ながらも温かな木のぬくもりや子供達への優しさが伝わってくるデザインは、数多くのコンテストで高い評価を得ています。品質・機能・安全性にも優れており、ドイツの「子供と遊びと玩具協議会」が良い玩具として推奨するものだけに与えられた『spiel gut』にも認定されています。

 
Max(マックス)
Lorette(ロレッテ)
VILLA SIBI(ドールハウス ヴィラ・シビ)
足で蹴って走らせる子供用の乗り物。車のような、自転車のような、馬のような、想像がふくらむ斬新なデザイン。丈夫なアッシュ材を使用し、圧力技術により滑らかな曲線に仕上がっています。本体と一体化した厚み約7mmの座面は座ったときに適度な弾力感を生み出します。
Maxの後ろに取り付けて運べるキャリー。ころっとした可愛いデザイン。ふた付きの入れ物になっていて、子供のお気に入りをたくさん乗せて運べます。もちろん子供が自分で手で引いて散歩することも可能。 Sirch(サーチ)が、ドールハウス、ヴィラ・シビを作りました。既存のドールハウスにはない円や四角などの単純な形で構成された現代建築のようなデザイン。付属のキッチンやベッド、ダイニングセット等は全て移動可能なので、簡単にお部屋の模様替えができます。

◆コロイ社

・キンダーハープ (35)
・リュールシロフォン(37)

ドイツ・ヴィッテンにあるコロイ社。
コロイの楽器開発、製造は1964年に、人々に求められる新しい音の質とは、新しい質の響きを演奏するには、どのような楽器が必要かを、研究し模索する、多くの楽器制作者、音楽家、教育家、セラピストなどが参加するコロイ音楽運動からはじまった。ルドルフ・シュタイナーの人智学とヴァルドルフ教育の考えをもとにつくられている。

 
キンダーハープ (35)
リュールシロフォン(37)
 
 
小さい子どものための楽器として考案されました。聴く耳を育て、心を外に向けることを育てる楽器です。 このハープはレ、ミ、ソ、ラ、シ、レ、ミのペンタ音階で成り立っています。中心になるラの音は、赤ちゃんの最初の泣き声の高さと言われ、奏でられる音色とやさしい響きは赤ちゃんに穏やかな空間を作ります。 中にブナの玉を入れるもので、コロン・コロンと
やさしい音がする。
 

◆ヴェルクハウス社(WERKHAUS)

・はなごま(10)
・トンボメガネ(67)


環境を考えているドイツのブランド。ヴェルクハウスの製品はMDF(Medium Density Fiberboard)という中質繊維材で出来ている。 それは、工場で余った木材や、果物の箱、パレッ トなどの再利用された木材を繊維状にして熱圧で成形したもの。(森林破壊により伐採された木材を使用した家具などに比べ、新しい木を使用した原料 の量を90%縮小している。)

 
トンボメガネ(67)
   
   
     

◆セレクタ社 ドイツ南部のエドリングという町にあります。ビール祭りで有名なミュンヘンから電車で1時間ほどの小さな町です。
セレクタ社の工場では、まず木を乾燥させることからおもちゃ作りが始まります。最低2年間乾燥させ、それから加工されます。
赤ちゃんのおしゃぶりから幼児のゲームまで自社工場で作るセレクタ社は、木地に熱印刷する技術(セレクタTDシステム)を早くから開発し、美しい絵柄のおもちゃを製造しています。塗装は、天然素材であるビーワックス(ミツロウ)を使用。赤ちゃんが使うものですから、より自然に近い素材を使いたいと考えているからです。
 
◆ナンヒェン社   ・布おしゃぶり人形(14)


◆◆ スイス ◆◆  マリオブローニ社のカラコロツリーやクーゲルバーン、ネフ社のアークレインボウは、美大の授業で使われたおもちゃです。
 デザイン性といい、遊びのシンプルさといい、美大生心をくすぐるようです。
 どちらもインテリアとしても素敵ですが、高額だし、場所をとるし、子供用としては日本の住宅事情には合わないかもしれません。

 ネフ社の赤ちゃん用TOYは木製でシンプルで、高額ですが、買う価値はあると思います。

◆マリオブローニ社
MARIO BULLONI 
  ・カラコロツリー(36)
カラコロツリー(36)
メディテーション
クーゲルバーン
 
 
一番上の葉っぱにビー玉を置くと、・・・からころからころ♪ 美しいグラデーションの葉っぱの上を、ビー玉が転がり落ちていく。 葉っぱの大きさで音の高さが変わるので、ビー玉を置く間隔や
スピードで色々な和音が聞こえてくる。
円板に置いたビー玉がゆっくり回転しながら下の円板に落ちていく。ゆったりとした気持ちになれる。
 

◆ネフ社 「naef」 独特のデザインとその完成度の確かさで、世界から高い評価を得ているスイスの木のおもちゃ会社。家具職人だったクルト・ネフ氏が、自分の店のショーウィンドウに作りたてのネフスピールを飾っておいたら、家具より売れるようになってしまった為、おもちゃ作りに専念しはじめた・・・
そのおもちゃはドイツやイタリア、フランス、アメリカ、 日本など世界20カ国以上に輸出(国内30%・輸出70%)され日本でも子どもから大人まで幅広いファン層に愛されている。

・ジュバ(8)
・オルナボ(25)
・バウハウス・カラーゴマ(80)
・ネフスピール(82)
・バウスピール(83)
・アークレインボウ(85)

・トルシィゴマ(78)
・イマーゴ(81)
・ヴィア(88)

ジュバ(8)
オルナボ(25)
バウハウス・カラーゴマ(80)
握ったり、ねじったりして遊ぶ木のおもちゃ。 平面でパターンをつくったり、無造作に積んだりすると現れる形は動物や建物など(なぜか360度、どの方向から見てもパターンがつながる!)にも見え、まざまな形が創り出される奥の深いおもちゃ。 「バウハウス」で製作されたコマの復刻版。版画工房で学び、後に職人となったルートヴィッヒ・ヒルシュフェルト・マックは、当時より特に色彩学に長けていた。そんな彼がデザインした直径10cmのシンプルなコマ。

ネフスピール(82)
バウスピール(83)
アークレインボウ(85)
その独特な形が話題を集めてネフ社の原点となった積み木である。 1922年頃、 「バウハウス」で製作された積み木の復刻版。パーツのひとつひとつはシンプルな形ながら、それぞれの関係性が何かを構成するというモダンデザインの基本を踏まえた22個のパーツは、立方体や直方体、円柱や三角柱、舟形など様々な形をしている。 ネフ社のチーフデザイナー「ハイコ・ヒリック」のデビュー作。付属のスティックを使って木琴のように素朴な音で遊ぶことも出来る。

トルシィゴマ(78)
イマーゴ(81)
ヴィア(88)
重心が非常によくできているこのコマは、回すと様々な表情を見せてくれる。概念を取り払った斬新なデザインから生み出される動きは、予想しない形状や色合いを・・時には果実のようであったり、ギコチナイようでいて、時には幻覚のようにテンポよく見せてくれる。 ネフのチーフデザイナーでありアークレインボウの作者でもある「ハイコー・ヒリック」デザイン。美しいシルク印刷の立方体の各面が、全て異なるドット模様に塗り分けられた2.5cm角のキューブが36個で構成されている。
 

◆アクティブピープル社 スイス生まれのバランスチェア「bilibo」はスイス人デザイナーAlex Hochstrasser氏とチューリッヒ小児医科大学のRemo H. Largo教授率いる専門家によってデザインされた幼児・児童向けの遊具(バランスチェア)で、数多くのデザイン賞を受賞し、サンフランシスコ現代美術館の永久所蔵品となっています。 ・bilibo(ビリボ)
・babal(ババル)
bilibo(ビリボ)
babal(ババル)
 
 
子供の創造力を育てる新しいタイプの玩具です。
biliboの遊び方は決まっていません。
大きなボールと小さなボール・・・2つのボールが対になった不思議なボールbabal(ババル)。
ビリボの生みの親Alex Hochstrasserが2005年に発表した。
 



 ◆◆ イタリア ◆◆  子どもがなぜか夢中になるロディ。 デパートの子ども広場に置いてあるのを息子が乗りまくっていました。
 マンションなどの音が漏れる住宅環境には不向きかもしれません。

◆レードラプラスティック社   ・RODY ロディ(48)
◆イタルトライク社  

・abcスーパースクーター(45)

RODY ロディ(48)
abcスーパースクーター(45)
 
 

バランス感覚を養う 乗用玩具
上に乗り身体を上下してバウンドして遊ぶノンフタル酸ロディ。

イタルトライク社が1994年に発表したabcシリーズの子供の為の乗り物は、フランス・ルノー者のドゥインゴのデザイナー、アトリック・ルケマンによってデザインされた。
 


 ◆◆ デンマーク ◆◆  最近ハマービーズを真似たアイロンビーズをよくみかけます。
 男の子でも結構はまる、アイロンビーズ。色混ぜのも色別に売ってるのもあります。

◆マルタハニング社 マルタハニング社はデンマークの人口2万4000人の小さな島にあります。
会社創立は1961年。いまでこそハマビーズのメーカーとして知られていますが、
マルタハニング社の前身はストローメーカーでした。
1971年、ストローを小さく切ってビーズを作り始めたこの会社は、
さらにアイロンをかけてビーズからコースターや壁飾りなどの作品を作り出すという
画期的なアイデアを生み出しました。いわゆるアイロンビーズの発祥です。
・ハマビーズ(53)

◆コペンハーゲン大学

サイバーホイールは、子どものために優良な器具や設備の開発に何年間も熱心に取り組んできた運動コンサルタント、ピア・クーレ氏が開発しました。クーレ氏は、大学やデンマーク教育省と連携して、子ども向けのいくつかの先進的な設備関連プロジェクトに取り組んでいます。

・サイバーホイール(49)

◆フレンステッドモビール アンデルセン童話の著者・クリスチャン・アンデルセンの故郷 北欧デンマークのフェン島で、時代に取り残されたようにひっそりと息づく「おとぎの国」、そこで、このモビール(フレンステッドモビール)は作られています。
モビールはデンマークに古くから伝わる伝統工芸です。これを現代的なデザインへと発展させたのが、クリスチャン・フレンステッドとグレーテ・フレンステッドの夫妻でした。二人が1954年に発表した第1号のモビール「コウノトリ」は大ヒットとなり、今では世界中でその翼をはばたかせています。クリスチャン・フレンステッドは、大人の遊び心をくすぐる動く装飾品のクリエーターとして、その名を広く知られるようになりました。現在では息子のオーレ・フレンステッドとその妻オーサが引き継いで、「宇宙空間研究所」と銘打った仕事場から、斬新で独創的なモビールを次々と発表しています。
フレンステッドのモビール
ハマビーズ(53)
サイバーホイール(49)
フレンステッドのモビール
ビーズの高さや断面が均一で扱いやすく、
また、そのクオリティの高さに定評があります。
学校の体育館やスポーツホールなど屋内運動用の”専門的”器具。サイバーホイールは、子どもたちが楽しみながら、体力、運動能力、創造性、そして想像力を刺激し向上させることができる器具として開発されました。
プールでも使用できます。
 


 ◆◆ スウェーデン ◆◆  BRIOの木製汽車セットは、とにかく高い!というイメージで、割とゆとりがある家に置いてあるような気がします。

◆ミッキィ社(micki) 創業1944年のミッキィ社はスウェーデンのゲムラという静かな町にあります。
ミッキィ社は30年以上遊びの本来の意義を大切にし、商業主義の誘惑と戦いながらあくまでもシンプルで子どもの想像力を刺激するレール遊びの原点を目指してきた。リアルで派手なパーツはありませんが、あきのこない遊びの本質を追求したこのレールシリーズの完成度の高さは業界一と言える。
木製レール汽車
◆ブリオ(BRIO) 2005年に創業120周年を迎えたブリオ社(BRIO)は世界で初めて木製レールをシステム化した。そのレール誕生から50年近い歴史(1957年に誕生、日本での販売開始は1978年)を持つ木製レールは現在も追加・改良を続け、豊富なパーツ群は他社の追随を許さない。丈夫なブナ材を1枚の板から削り出して作られるパーツは丈夫で長持ちするため、長年に亘って遊べる
木製レールセットカントリー
◆プレイサム(PLAYSAM) プレイサムは1984年、色や形、機能がすべて合わさったより良いデザインの木製玩具を生産するためにスウェーデンに誕生しました。1985年には名誉あるスウェーデンデザイン賞を受賞。プレイサムは、北欧を象徴するブランドに成長しました。 主な作品のデザイナーは、ウルフ・ハンセスですが、近年ではイッタラのホットクールもデザインしているビヨルン・ダールストロームもデザインを提供しています。 PLAYSAM / Streamliner Rall
ミッキィ社木製レール汽車セットスタンダード
BRIO木製レールセットカントリー
PLAYSAM / Streamliner Rally
ミッキィ社の木製基本レールセットは、レールと汽車がセットになっているので、開けた瞬間、レールを組み立て遊びの世界へ入っていくことができる。
必要に応じてレールパーツや車両を買い足せる。 色と艶、滑らかなフォルムラインのシンプルかつ独創的な木製ミニカーの逸品。スウェーデンデザイン優秀賞作品として、スウェーデンの国立博物館に選定されている。


 ◆◆ フランス ◆◆  フランスには意外と日本に知られているオモチャが少ない(そもそもあまり会社もないのかも・・・)ことに驚きました。
 カプラは、薄く、大量にあるので、また積み木とは一味違ったモノが作れるようです。

◆カプラ カプラは1988年フランスで発売され、以来、ヨーロッパ各国の玩具賞を受賞しています。1996年にはルーブルにあるフランス国立衣装美術館に考案者トム・ブリューゲン「パリの街並み」という作品を展示。これはカプラ2万ピースを使って再現した街並みで全長4メートルに渡る大作です。子どもから大人まで楽しめる新たな造形ブロックとして、高く評価されてい

◆ヴィラック 「vilac」 フランスの歴史ある木製玩具(おもちゃ)メーカー・ヴィラック社「vilac」の
   デザイン性・安全性・機能性に優れたカラフルでユニークな木製のおもちゃは、
   ハンノキやブナなどの良質の木を職人さんが一つ一つ丹精を込めて、
   手作りで作っていますので、やさしい木のぬくもりが感じられ、手ざわりも良く、
   素朴な魅力にあふれていて、お子様から大人・お年寄りまで世代を問わず、
   幅広い人気があります。
・ボタン人形(52)
カプラ
vilac社 ボタン人形(52)
フランスで生まれた素朴な木の造形ブロック「カプラ」。一人の世界で集中して遊ぶことが できる一方で子供同士、 親子でいっしょに 大作をつくってゆく楽しさもあります。「1:3:15」の黄金の奇数比率が生んだ、白木のカプラ。 いろんな色やカタチのボタンを組み合わせてつくるボタン人形。
自由な発想でつくれるので個性いっぱいの人形が出来るはず。
ママと一緒に作っても、こども達が思い思いに作っても楽しい、ウ゛ィラックならではの楽しいおもちゃ。